アトレティコ・デ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は、レアル・マドリードを「世界最高のチーム」と称している。
アトレティコは18日に行われたコパ・デル・レイのベスト16、ホームでのマドリード・ダービーに4-2で勝利。シメオネ監督のチームは2回にわたってレアル・マドリードに追いつかれたが、延長戦前半に単独のドリブル突破からFWアントワーヌ・グリーズマン、延長戦後半にカウンターからMFロドリゴ・リケルメがゴールを決めて首都決戦を制した。
その試合後、シメオネ監督が何よりも強調したのは、レアル・マドリードの強さだった。アルゼンチン人指揮官は今季の白いチームの強さを、昨季三冠を達成したマンチェスター・シティと同程度であると語っている。
「マドリードは世界最高のチームだ。彼ららはカウンター、ミドルレンジ、クロスからゴールを奪っているが、そうできる素晴らしいアタッカーを擁している。とりわけ点を決めるのは終盤で、だからこそ試合に勝てているんだ。それは運なんかではないよ」
「現在のマドリードはマンチェスター・シティと並んで世界最高のチームだ。勝つための手段を非常に多く備えている。彼らはここまでに何回負けたんだ? ほとんど負けていないんだろう?」
レアル・マドリードの今季公式戦29試合の成績は24勝3分け2敗。シメオネ監督の「ほとんど負けていないんだろう?」という言葉はまさしくその通りだが、ただ彼らを敗戦に追いやったのは、同指揮官の率いるアトレティコのみとなっている。今季アトレティコだけが彼らに勝ち、しかも2勝を挙げているのである。
今季のマドリード・ダービーはラ・リーガ前半戦が3-1でアトレティコの勝利に終わり、今月10日のスペイン・スーパーカップが5-3でレアル・マドリードに軍配。そしてコパ・ダービーで再びアトレティコが勝利した。そしてスペイン首都の両雄は2月4日、サンティアゴ・ベルナベウを舞台としたラ・リーガの後半戦で、再び激突することになる。
関連記事
● アンチェロッティ、ヴィニシウスの「もっとできた人間になりたい」発言を受けて…「3ゴールを決めたことよりうれしい」 | ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。