アトレティコ・デ・マドリードが1日、DFセルヒオ・レギロンの入団会見を開いた。
アトレティコは、ワールドカップ参加のために出場機会を欲していたブラジル人DFレナン・ロディをノッティンガム・フォレストに1年レンタルで放出。その後釜の左サイドバックとして、トッテナムで戦力外扱いだったレギロンを同じく1年レンタルで獲得した。ただ宿敵レアル・マドリードの下部組織出身の同選手を引き入れたことに対して、否定的な見解も少なくはない。
今回の会見でまず登壇したアトレティコのエンリケ・セレソ会長は、レギロンに向けて「どういった類のコメントがあったとしても、忘れればいい。君はアトレティコ・デ・マドリードの選手なんだ。絶対に、ここで成功するよ」とメッセージを発し、過去は関係ないことを強調。そしてレギロン本人は、次のように語っている。
「過去のことによって、皆が僕を好きじゃないのは分かっている。でも全員が同じ船に乗って進んで行かなければならない。僕は幸せだと思っている。チームメート、何よりコケと話をして、とても幸せだと感じられたんだ。早くピッチで、再びフットボールをプレーしたい」
「僕がピッチの上に立てば、間違いなく意見は変わっていくだろう。アトレティコはあらゆることを希求するクラブだし、その勝利への野心が僕に期待感を生んでいるんだ」
「移籍の経緯? 代理人からアトレティコの興味を聞きつけた。心に来たし、『加入のためにできる限りのことをしてくれ』って言ったよ。そうして48時間ですべてが決まっている。アンドレア・ベルタ(アトレティコスポーツディレクター)とシメオネからは信頼の言葉を伝えられたし、とても幸せだよ」
レギロンはまた、レアル・マドリード相手にゴールを決めて、それを祝うかどうかを問われ、次のように返答している。
「ラ・リーガで、僕は何ゴール決めていたっけ? 3ゴール? 3ゴールも? まあ偶然だよね。祝うかは分からない。状況によるんじゃないかな」
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