アトレティコ・デ・マドリードは3日のラ・リーガ第19節、敵地モンティリビでのジローナ戦を3-4で落とした。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、自チームが健闘を見せたことを強調しながら、勝ち点3を獲得したジローナを祝福している。
バルセロナに続いて、アトレティコも今季ラ・リーガの旋風を相手に敗戦した。開始直後の2分にバイリーに先制点を決められたシメオネ監督のチームは、モラタのゴールで同点に追いつくものの、26分にサビーニョ、39分にブリントとさらに2失点を許す。それでもモラタが44分、54分と2ゴールを決めてまた追いつき、その後も攻勢を見せ続けたものの、91分にイバン・マルティンに決勝点を決められて土をつけられた。
シメオネ監督は試合後、次のような感想を述べている。
「君たち(報道陣)は私のことを知っているはずだ。私はいつだってポジティブな部分を見ている」
「チームは良い形で試合を始められなかった。25〜30分くらいまでは彼らが優勢だったが、こちらも攻撃に出ると、しっかりゴールを予感させている。前半のラストプレーで同点に追いつくと、後半もとても良い内容を見せられた。相手陣地でボールを奪い、ゲームの主役を演じていたよ」
シメオネ監督は終盤に活躍していたデ・ポール、モラタ、グリーズマンらをピッチから下げ、その後に決勝点を決められている。
「選手たちは巨大な努力をしていたし、だから終盤に交代を行うことになった。彼らはとても疲れていて、代わりにフレッシュな選手たちを投入したかったんだ。ラストプレーで彼らにゴールを決められてしまったね」
「ジローナのことを祝福するよ。彼らは素晴らしい日々を過ごしている。とても勇敢で、攻撃的な良いチームだ。今のような確信性あるプレーを見せ続ければ、これまでの調子を維持するだろうね」
「なぜ負けたか? 試合の各局面、彼らのゴールの場面において、守備的に断固としたプレーを見せられなかったらだ」
アトレティコはこの敗戦で、勝ち点48の首位レアル・マドリー&2位ジローナに10ポイント差をつけられた。ラ・リーガ優勝は厳しくなったように思える。だがシメオネ監督はそうしたことは考えず、パルティード・ア・パルティード(1試合ずつ)で進んでいく哲学を強調した。
「次戦のコパ・デル・レイより先は見ない。これまでと同じ形で進んでいくよ。これまでずっとそうしてきたのだから、何も変えることはないさ」
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