アトレティコ・デ・マドリードが今季残す目標は、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得、そしてレアル・マドリードよりも上位でラ・リーガを終えることになるようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイで敗退して、ラ・リーガ以外に参加する大会が残っていないアトレティコ。だがワールドカップ終了後、ラ・リーガの成績が12試合8勝3分け1敗と一気に調子を上げてきた同チームには、まだ達成すべき目標があるようだ。一つ目の目標はもちろんクラブとしての最低限の目標であるCL出場権獲得で、もう一つは勝ち点5差で2位につける宿敵レアル・マドリードを上回ることのようだ。
もしアトレティコがレアル・マドリードよりも上位でラ・リーガを終えれば、ディエゴ・シメオネ監督が指揮する11シーズンでじつに5回目のことに。アルゼンチン人指揮官率いるアトレティコは、ラ・リーガ優勝を果たした2013-14シーズン、2020-21シーズンはもちろんのこと、バルセロナが優勝した2017-18シーズン、2018-19シーズンにも白いチームよりも上の順位でシーズンを終えている。……ちなみに、アトレティコとレアル・マドリードのラ・リーガにおける順位争いがこれだけ均衡するのは1960〜70年代以来でとなり、とりわけシメオネ監督就任前にアトレティコがレアル・マドリードを上回るのはほぼ不可能なことだった。
今季ラ・リーガは残り13節。レアル・マドリードはCLでもコパでも生き残っており、CLではチェルシー、コパではバルセロナと対戦するなど厳しい日程が続く。ぐんぐんと調子を上げているアトレティコが勝ち点5差から逆転する可能性は、低くはないのかもしれない。
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