アトレティコ・デ・マドリードFWジョアン・フェリックスのチェルシー移籍が間近に迫っているようだ。
アトレティコはチェルシーにFWサム・オモロディオンを売却する予定だったが、チェルシーはメディカルチェックで問題があったとして同選手の獲得を取り止めた。その後、両クラブはJ・フェリックスの移籍交渉に取り組んできたが、どうやら合意間近となっている模様だ。
スペインの有名ジャーナリストで、とりわけアトレティコの情報に深く精通しているルイス・ウリア氏の情報によれば、チェルシーは最新のオファーとして移籍金4600万ユーロ(4000万ポンド)+インセンティブという条件を提示。移籍金額は問題なく、あとはインセンティブの内容で両クラブが納得すれば移籍が成立するという(なおアトレティコが当初求めた移籍金は6000万ユーロだった)。
アトレティコはディエゴ・シメオネ監督との不和が噂され続けたJ・フェリックスを戦力に数えておらず、その一方でチェルシーは同選手を2022-23シーズンの後半戦にもレンタルで獲得するなど、その能力を評価し続けている様子。交渉がこのままうまく進めば、J・フェリックスは19日のラ・リーガ開幕節ビジャレアル対アトレティコに招集されることなく、ロンドンに飛び立つことになるようだ。
なおJ・フェリックスの売却に成功すれば、アトレティコはチェルシーMFコナー・ギャラガーの獲得も実現できる模様。イングランド代表MFは一度スペイン首都にやって来るなどアトレティコと契約間近だったが、オモロディオンの移籍が破断したことで先行きが分からなくなり、チェルシーの指示でロンドンに戻っていた。
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