アトレティコ・デ・マドリードとFWアントワーヌ・グリーズマン(32)は、どうやら新契約を締結することになりそうだ。スペイン『マルカ』が報じている。
11月上旬にアトレティコとディエゴ・シメオネ監督が契約を2027年まで延長した際、試合後のフラッシュインタビューで「次は僕の番だね(笑)」と語っていたグリーズマン。昨季途中からアトレティコのエースに返り咲き、2023年を通して50試合26得点14アシストを記録するなど大活躍を見せている同選手は、実際的に現在2026年まで結ぶ契約を延長することになりそうだ。
『マルカ』によれば、MFコケとの今季限りで切れる契約の延長など、アトレティコはそれよりも急を要するオペレーションを抱えてはいるものの、グリーズマンとの新契約締結も2024年に行うべき「義務」として捉えている様子。というのもグリーズマンの現在の年俸額は、その活躍ぶりからすればあまりに低すぎるようだ。
グリーズマンはバルセロナおよび同クラブ移籍前のアトレティコでの最終シーズンで、年俸として2100万ユーロを受け取った。が、2021-22シーズンにレンタルでアトレティコに復帰した際、年俸額を1300万ユーロまで引き下げることを受け入れ、さらに完全移籍が決定したときには年俸700万ユーロの契約にサインをしている(『マルカ』曰く、700万ユーロはMFサウール・ニゲスやMFマルコス・ジョレンテが受け取る額より低いとのこと)。
年俸を3分の1にしてでも完全復帰を望んだアトレティコで、当初サポーターから“裏切り者”扱いされていたグリーズマンだったが、ここ1年間の圧倒的な活躍によって彼は再びエースに、もっと言えばサポーターのアイドルに戻っている。年俸アップは、当然の流れとも言えるかもしれない。
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