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ラ・リーガ

審判贈収賄疑惑で起訴されたバルセロナ…「2014年ブラジルW杯録画」の名目でネグレイラ氏に約2000万円を支払う

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審判贈収賄疑惑で起訴されたバルセロナ…「2014年ブラジルW杯録画」の名目でネグレイラ氏に約2000万円を支払うDAZN
【欧州・海外サッカー ニュース】“ネグレイラ事件”でバルセロナ(ラ・リーガ)が支払っていた金額の異常性…。

スペイン検察当局は10日、贈収賄罪によってバルセロナ、同クラブの元会長であるジョゼップ・マリア・バルトメウ氏、サンドロ・ロセイ氏、元審判技術委員会(CTA)副会長エンリケス・ネグレイラ氏を起訴した。

バルセロナは2001年から2018年まで、当時のCTA(スペインフットボールの審判統括組織でラ・リーガの試合担当なども決定)副会長ネグレイラ氏とその息子保有のDASNIL95社&Nilsad SCP社に対して、審判のレフェリング分析を名目に約700万ユーロ(約11億円)を支払っていたことで贈収賄疑惑にかけられていた。そしてスペイン検察当局は、バルセロナが「審判の判定において恩恵を受ける」ために金銭を支払い続けていたと結論付け、財団法人としてのバルセロナ、ネグレイラ氏、そして同氏に多額の金を支払っていたバルトメウ氏、ロセイ氏を正式に起訴している。

スペイン検察の起訴資料において、とりわけ話題になっているのが2014〜2018年にバルセロナが支払っていた金額、約300万ユーロ(約4億円)だ。

バルセロナは2014年1月から毎月、「技術映像コンサルタント」の名目でネグレイラ氏に約4万ユーロ(約600万円)を支払っていた。その支払いはオフシーズンで大会がない夏にも継続され、さらに2014年7月には「2014年ブラジル・ワールドカップの試合録画と映像検証」との名目で約14万ユーロ(約2000万ユーロ)もの大金が支払われている。自分たちに直接関係のない大会の録画依頼で約14万ユーロの支払いは、あまりに大袈裟な気がするが……。

スペイン検察当局の起訴資料曰く、ネグレイラ氏は2014年に約65万ユーロ(約9400万円)、2015年に約64万ユーロ(約9200万円)、2016年に約64万ユーロ、2017年に約66万ユーロ(約9500万円)、CTA副会長の座を辞することになった2018年に39万ユーロ(約5600万円)をバルセロナに請求。同期間内に受け取っていた額が最も大きく、そして2001年からバルセロナに支払われてきた総額は、前述の通り約700万ユーロにのぼっている。

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