バルセロナがアトレティック・クラブDFイニゴ・マルティネス獲得を目指していることが明らかとなった。スペイン各メディアが一斉に報じている。
セビージャDFジュール・クンデ獲得を狙っていたバルセロナだが、同選手がチェルシー移籍に近づいていることで、目標をI・マルティネスに切り替えた模様。『ムンド・デポルティボ』によれば、クラブ間交渉はすでにスタートしているようだ。
アトレティックとI・マルティネスとの契約は2023年までとなっており、クラブ側には延長の意思があったとされる。しかしながら『マルカ』によれば、選手がもし移籍を望み、契約延長を拒否するならば、速やかに放出の準備を進める模様。その一方で『オンダ・バスカ』曰く、I・マルティネス本人は移籍に前向きな様子という。スペイン代表DFはバルセロナようなクラブに加わるチャンスが、今回を逃せばもう訪れないと考えているとのことだ。
バルセロナが支払う移籍金について、アトレティックはI・マルティネスの契約解除金を8000万ユーロに設定しているが、契約が残り1年となっているために価格は下がるとみられる。『マルカ』は、それでも5000万ユーロを下回ることはないと報道。対して『ムンド・デポルティボ』は、バルセロナがバイエルンとの契約が残り1年となっていたFWロベルト・レヴァンドフスキを移籍金4500万ユーロ+インセンティブ500万ユーロで獲得し、バイエルンがリヴァプールに3200万ユーロ+900万ユーロを支払いFWサディオ・マネを引き入れたことを引き合いして、I・マルティネスの移籍金が5000万ユーロ以下になる可能性を示唆している。
レアル・ソシエダの下部組織出身であるイニゴ・マルティネスは、2011年にトップチームに昇格して名声を獲得していき、2018年1月に移籍金3200万ユーロでアスレティックに加入。バルセロナのチャビ・エルナンデス監督も、現役時代に対戦したことがある。
なおバルセロナとアトレティックの交渉は長引かず、早期に決着することが見込まれている。
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