バルセロナは6日、DFエクトル・ベジェリンとDFマルコス・アロンソとの入団発表を開いた。ベジェリンは、今季のバルセロナ復帰をまったく予期していなかったという。
今夏の移籍市場で、バルセロナが自クラブの下部組織出身ベジェリン獲得に動き出したのは、閉鎖直前とされている。ベジェリンはほぼ戦力外扱いとなっていたアーセナルとの契約を解消して、右サイドバック獲得が難航していた古巣と1年契約を交わしている。
ベジェリンは入団発表で、バルセロナ復帰が自分にとっても大きなサプライズであったと述べた。
「このユニフォームを着られることに、とても感動しているよ」
「バルサのカンテラで、何年もこのユニフォームを着てきた。そして今、一番予想していなかったタイミングで家に戻ることができたんだ。会長、これまで過ごしてきたすべてのクラブ、今回の復帰を可能としてくれたすべての人々に感謝をしたい」
ベジェリンは2011年、16歳の頃にバルセロナからアーセナルの下部組織に移っていた。
「僕の中には、バルセロナのトップチームでプレーしたいという願望が常々存在していた。過去にそうできる可能性もあったけど、話はまとまらなかった。でも、いつか家に戻れるという感覚自体は持っていたんだ」
「ここでとても素晴らしい人々と出会うことができた。ロッカールームは本当に良い雰囲気だし、素晴らしいことを成し遂げられると確信している。僕たちはサポーターに喜びを与えたい。チームをあるべき場所、つまりは一番の高みに導きたい。ファンには楽しんでもらいたいね」
「ここでの各練習、各試合で、家族が僕を見守ってきた。そして今日、また彼らをここで目にしている。僕は、とても幸せだ」
その一方でジョアン・ラポルタ会長は、同選手の加入を次のように喜んでいる。
「君は2003年、私が会長となったときにこのクラブに入団し、そして今、戻って来てくれた。これまでの多くの経験が、君の助けとなっているに違いない」
「ベジェリンの獲得はチャビから求められたことだった。彼は気概のある人物で、間違いなく私たちの助けになってくれる」
「家におかえり。君の成功は、チームの成功と同義だよ」
関連記事
●レアル・マドリード、マリアーノを他クラブに“プレゼント”する方針も…選手本人が興味を持つクラブに「ノー」を突き続ける
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。