バルセロナで本格ブレイクの兆しを見せるFWジョアン・フェリックスだが、その理由にはやはりチャビ・エルナンデス監督の指導があるのかもしれない。
16日のラ・リーガ第5節ベティス戦、チャンピオンズリーグのアントワープ戦と2試合連続で5-0の大勝を収めたバルセロナ。とりわけJ・フェリックスの活躍は凄まじく、どちらの試合でもテクニック光るプレーから先制点を獲得すると、ベティス戦で絶妙な股抜きスルー、アントワープ戦で浮き球からFWロベルト・レヴァンドフスキの計2ゴールをお膳立てした。またアントワープ戦では66分にFWハフィーニャのクロスからヘディングシュートも記録し、2試合で3ゴール1アシストの暴れっぷりを見せている。
今夏、アトレティコ・デ・マドリードからのレンタルで「子供の頃からの夢だった」バルセロナに加わり、いきなり結果を出しているJ・フェリックスだが、チャビ・エルナンデス監督のアドバイスも大いに役立っているのかもしれない。アントワープ戦後、チャビ監督は好調のポルトガル代表FWにどういった言葉を伝えているのかを問われて、次のように返答している。
「ジョアン・フェリックスの個人技のクオリティーはスペクタクルだ。彼は努力できる人間で、加えてゲームというものを理解できる賢明さがある」
「彼に伝えていること? 楽しめ、ということだ。私たちの攻撃的フットボールは、彼という選手の特徴を強化することができる。彼には『よりシンプルにプレーすれば、もっと多くのゴールを決められるぞ』と言ってあるよ」
「「彼の才能は本当に巨大で、今季大きな助けとなってくれるはずだ」
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