バルセロナは16日、ジョルディ・クライフSD(スポーツダイレクター)が今季限りでクラブを離れることを発表した。
マテウ・アレマニーFD(フットボールダイレクター)に続いてJ・クライフSDと、バルセロナの強化部門を支えてきた二本柱が同時期に退団することになった。スペイン『マルカ』曰く、故ヨハン・クライフ氏の息子は16日、ジョアン・ラポルタ会長に対して2023年6月まで結ぶ契約を延長しない考えを伝え、そのままクラブから発表がされたようだ。
J・クライフSDは以前からバルセロナを後にすることを考えており、M・アレマニーFDと自身の決断について一切関連性はないという。J・クライフSDはここ数シーズンタイトルに恵まれていなかったバルセロナを立ち直らせたとの考えから、また新たな挑戦に臨むことを決断したようだ。ただし、M・アレマニーFDが来季よりアストン・ヴィラと契約を結ぶと報じられる一方で、同SDの行き先はまだ決まっていないとみられる。
J・クライフSDはアレマニーFD、チャビ・エルナンデス監督と手を取り合い、今季4シーズンぶりのラ・リーガ優勝を達成。DFアンドレアス・クリステンセン、MFフランク・ケシエ、FWハフィーニャの獲得実現やFWウスマン・デンベレとの契約延長において鍵を握った人物とされている。
アレマニーFD、J・クライフSDのどちらも去ることになったバルセロナは強化部門を再編する必要に迫られているが、2004〜08年の間に選手と在籍したデコ氏が同部門の責任者になる可能性が高いようだ。
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