バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、パリ・サンジェルマンFWリオネル・メッシとコンタクトを取ったことを明かした。
2年前の夏、バルセロナがラ・リーガのサラリーキャップ制をクリアできなかったために、同クラブを後にすることとなったメッシ。しかしラポルタ会長は今夏、元エースを取り戻すために「できる限りのことをする」と宣言している。
バルセロナがメッシ復帰を実現する上で、懸念されているのが財政事情及びラポルタ会長と同選手との関係だ。メッシがラポルタ会長に対してネガティブな感情を抱えていることは度々報じられており、バロンドール授賞式ではツーショット写真の撮影を希望する同会長との接触を避けたともされている。
だがラ・リーガ優勝の翌日、カタルーニャのテレビ局『TV3』とのインタビューに応じたラポルタ会長は、メッシとの関係が改善されつつあることを強調。つい最近に選手本人とやり取りを交わしたことを明かした。
「レオと話をしたよ。状況を改善していくためにね。あの当時(メッシ退団時)は、彼がいかに世界最高の選手といえども、クラブのことを優先しなくてはならなかった」
「彼は今もパリにいて、良い状況には置かれていない。私たちは最近、メッセージを送り合った。愛情のこもった、快いやり取りだったよ。自分からはワールドカップ優勝を祝福させてもらった。私たちは昔から互いのことを知っているんだ」
「サウジアラビアがメッシに巨額オファー? 彼は世界最高の選手であり、どんな監督でもほしがる存在だ。ただサウジアラビアには敬意を払うが、バルサはバルサだ。バルセロナは彼の家なんだよ。このクラブは世界中のどことも競い合える。そのことを保証するのはクラブの歴史であり、400万人のファンの感情にほかならない。それらはあまりにも強力なものなんだ」
「私たちはレオのことを求めている。が、取り戻すために大金は動かさない。クラブは現在、厳格な財政プランを立てているからね」
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