バルセロナに所属する元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ(34)が、クラブに対して退団の意思を伝えた模様だ。スペイン『マルカ』電子版が報じている。
先週末に試合がなかったために休みが与えられ、8日に練習を再開したバルセロナ。ブスケツは休み明けに今季以降の去就をクラブに伝えるとしていたが、契約を延長せず退団する意思を口にしたようだ。
ブスケツは当初から、今季限りでバルセロナを離れる考えだった様子。下部組織から過ごす同クラブのトップチームで15年を過ごした現主将は、ここ数年タイトルを獲得できていなかったことに苦しみ、幾多の戦いをともにしてきたチームメートが去っていったことに寂しさを感じていたという。
それでもブスケツは、元チームメートでもあるチャビ・エルナンデス監督の説得もあって、去就について改めて考えたようだが、結局答えは変わらなかった模様。なおブスケツの去就に関する決断は、決して金銭面に左右されるものではなかったというが、財政難のバルセロナが提示した新年俸は現在の30%程度の額だったとみられる。
バルセロナがブスケツの退団を発表するタイミングは未定で、今すぐか、ラ・リーガ優勝まで待つ可能性もあるようだ。加えて同クラブがもう一度慰留に動く可能性も、否定はできないとのことだ。
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