バルセロナが来夏の移籍市場で、エヴァートンMFアマドゥ・オナナを獲得する可能性が浮上している。スペイン『マルカ』が報じた。
今夏にMFセルヒオ・ブスケツが退団し、代役としてジローナからMFオリオル・ロメウを引き抜いたバルセロナ。だが『マルカ』曰く、O・ロメウ獲得は財政難における“ローコスト”の応急策であり、来夏再びアンカーを補強する考えという。
その有力候補の一人が、エヴァートンで活躍するオナナとのこと。195センチのベルギー代表MFはボールを使ったテクニックのほか、強靭なフィジカルを生かした守備力にも定評がある。バルセロナとチャビ・エルナンデス監督は中盤で「相手のプレーを破壊することができる」選手が足りていないとの見解から、オナナに興味を持ったようだ。
オナナの移籍金だが、エヴァートンは5000万ユーロ前後のオファーが届かない限り売却を認めない模様。今夏と比べて、来夏にはより多くの補強費を投じられるというバルセロナにとって、5000万ユーロはまだ高額の部類とみられるが、果たして……。
なおバルセロナはオナナのほか、今夏にも獲得が噂にのぼったレアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディも相変わらず獲得候補に挙げている様子。ただ、同選手に関してはソシエダが契約解除金6000万ユーロの支払いだけを求めており、金額的にはオナナよりハードルが高い。なおかつ現在のバルセロナはフィジカルも優れた中盤の選手を求めているようで、その点でもオナナの獲得を優先しているようだ。
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