移籍市場最終日にも派手な動きを見せたバルセロナだが、今夏の大型補強は市場が閉鎖しても終わらない。市場閉鎖の1日後にあたる9月2日には、DFマルコス・アロンソの獲得を発表する見込みだ。
今夏、大型補強を敢行したバルセロナは、移籍市場最終日にも選手獲得、それに伴う人件費削減目的の選手放出で激しく動いた。まずFWマルティン・ブライトバイテとの契約を解消して(同選手はその後エスパニョール移籍決定)、次にアーセナルとの契約を解消したDFエクトル・ベジェリンを獲得して右サイドバックを補強。同ポジションで戦力外扱いとなっていたDFセルジーニョ・デストはミランにレンタルで放出し、さらにFWピエール=エメリク・オーバメヤンを推定移籍金1200万ユーロでチェルシーに売却している。
そしてバルセロナは、獲得を狙い続けたDFマルコス・アロンソについても市場閉鎖後ではあるが自クラブに引き入れることになる。チェルシーは1日にM・アロンソとの契約を解消。次のような声明を伝えた。
「M・アロンソは双方合意の上で、チェルシーを去ることになりました。6年の関係に終止符が打たれることになります。私たちの誰もが、マルコスの“ブルーズ“への貢献に感謝していますし、残りのキャリアが素晴らしいものになることを願っています」
チェルシーとの契約を解消したM・アロンソについて、バルセロナは市場閉鎖後でも問題なく獲得が可能となっている。フリーエージェントの選手はクラブに所属している選手とは違い、現地時間9月1日23時59分までにラ・リーガに資料を送って、選手登録を済ませる必要性がないからだ。
バルセロナは2日中にもM・アロンソの獲得を正式に発表する予定となっている。チャビ・エルナンデス監督は時間こそがかかったものの、右サイドバックのベジェリンに左サイドバックのM・アロンソと自身が納得できる左右サイドバックの獲得願望も叶えた格好だ。
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