28日のラ・リーガ第11節、バルセロナはホームでのレアル・マドリード戦に1-2で敗れた。チャビ・エルナンデス監督は試合後、追加点を奪えなかったことを悔やんでいる。
6分にMFイルカイ・ギュンドアンが先制点を決め、幸先よく試合をスタートさせたバルセロナ。しかし、その後も主導権を握りながら迎えるチャンスを決め切れずにいると、後半途中からレアル・マドリードの攻勢に遭い、68分と92分にMFジュード・ベリンガムのゴールを許して逆転負けを喫した。
「キックオフからの60分間は私たちが試合を支配していた。だがフットボールはこういうものなんだ。レアル・マドリードと対戦していて、2-0にできなければこういったことが起こってしまうんだよ。マドリードは2回半〜3回のチャンスで2ゴールを決めてしまえるチームだ」
「私たちはプレーの効果性を欠いてしまった。試合の内容自体は、プラン通りうまくいっていたと思う。私たちは勝利にふさわしかった。最後には苦んだものの、試合を物にすべきチームがどっちだったかと問われれば、それはバルサだったはずだ。引き分けでも私たちには物足りない結果だった」
「ポジティブに考えて、私たちはもっと良い結果に値したと言える。だがレアル・マドリード相手に少しでも容赦してしまえば、こういったことが起こってしまう。終盤の内容は不運だった」
首位レアル・マドリードと勝ち点1差だったバルセロナだが、この敗戦で4差をつけられることに。なおかつ、翌日にアラベス戦に臨む勝ち点2差の4位アトレティコ・デ・マドリードに順位を抜かれる可能性もある。
「ファンにメッセージにあるとすれば、ラ・リーガはまだ第11節で、道は長いということだ。レアル・マドリードに敗れてうれしいはずがないし、心が痛むが、それでも歩き続けていくよ」
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