バルセロナ監督の座を解任されたチャビ・エルナンデス氏は、クラブから支払われるべき補償金の大部分の受け取りを放棄したようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
今季限りで退任することを発表していたチャビ氏は、ジョアン・ラポルタ会長の説得によって一度は来季もチームを率いることを決意しながらも、来季の陣容づくりに関する見解の相違によって結局は解任となった。
チャビ氏は今から1カ月前、来季も監督を務めることを決意した際に「私が来季監督を続けていなかった場合、1ユーロだって受け取る考えはなかった。会長はそのことを知っている。私が契約した金は、次の監督のために使ってもらうつもりだったんだ」と語っていたが、その意思は解任となって変わらなかったようだ。
『マルカ』曰く、2025年までバルセロナと契約を結んでいたチャビ氏は、補償金としてクラブから1500万ユーロを支払われるはずだったが、その内の400万ユーロしか受け取る気がないようだ。400万ユーロの内、実際受け取る額は所得税差し引いて250万ユーロとなるが、これは前所属クラブのアル・サッドを退団した際に肩代わりした違約金の額に相当する。
チャビ氏は2年半前、ロナルド・クーマン氏を監督解任した直後のバルセロナからオファーを受けたものの、財政難に陥る同クラブに違約金を支払う余裕がなかったために、同金額の一部となる250万ユーロを自ら支払っていた。
チャビ氏が受け取るのはその250万ユーロのみとなり、その一方で自身のコーチングスタッフへの補償金支払いはクラブに約束させたとのことだ。
バルセロナはチャビ氏のクラブ愛によって1100万ユーロの支払いを免除されたことになるが、その1100万ユーロはハンジ・フリック新監督およびそのコーチングスタッフのために使われるという。なおバルセロナと2年契約を結んだフリック氏の年俸はネットで300万ユーロと同クラブの指揮官としては安価だが、タイトル獲得などを条件にボーナスも支払われる模様だ。
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