バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、ジョアン・ラポルタ会長に面会を求めたものの断られたようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。
ラポルタ会長はラ・リーガ第36節、アウェーでのアルメリア戦(2-0勝利)の前日会見でチャビ監督が発言した内容に憤りや失望を感じ、同指揮官解任に動いていると報じられている。チャビ監督は同会見で「バルセロナファンはクラブの状況が25年前とまったく違うことを理解しなければならない。状況は難しく困難なものなんだ。以前は監督が『この選手と、この選手と、それとこの選手もほしい』と言えたが、今はそうではない」「私たちは財政的に健全なほかのクラブと同じような状況にはない。ファイナンシャルフェアプレーなどが、レアル・マドリードやそのほかの欧州のビッグクラブと同じようなコンディションではないんだ」と、クラブの財政難と自チームの陣容の不足ぶりについて訴えていた。
現在スペインで、チャビ監督解任の可能性は大々的に報じられている。が、当の本人はラポルタ会長やバルセロナ上層部の動きをほとんど関知していない模様だ。『カタルーニャ・ラディオ』がチャビ監督自身から入手した情報によれば、同指揮官はアルメリア戦後、この試合を観戦していなかったジョアン・ラポルタ会長から『ワッツアップ』でメッセージを受け取ったものの、それはラ・リーガ2位浮上を祝福する内容だったとのこと。それ以外、ラポルタ会長とは一切やり取りを行なっていないという。
そして『ムンド・デポルティボ』曰く、祝福のメッセージしか受け取っていないにもかかわらず、自身の解任が盛んに報じられている状況を受けたチャビ監督は、17日にクラブ練習場でラポルタ会長の相談役アレハンドロ・エチェベリア氏に会い、同会長との面会を求めたようだ。しかしエチェベリア氏に同日の面会は断られてしまい、来週話し合いの場を設けることになった模様。同メディアによれば、ラポルタ会長は今後数日間で状況がどのように進展していくかを見守りつつ、冷静な頭で決断を下す方針とのことだ。
18日に再び記者会見に出席する予定のチャビ監督は、その前に騒動を沈静化させるため、少なくとも、現状を明確に把握するために17日に面会することを求めたようだが、ラポルタ会長に現時点で顔を合わせる気はなかった様子。同指揮官は18日の会見で、ほとんど把握できてない今回の騒動について多くの質問を受け、返答していくことを強いられそうだ。なおチャビ監督は17日の練習で、選手たちに対しては外部の喧騒を一切気にすることなく、このまま2位の座を維持するために目前の試合だけに集中するよう訴えたとのことだ。
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