バルセロナのチャビ・エルナンデス監督は、自クラブがFWネイマールを獲得するかどうかについて明確な言及を避けている。
フランス『レキップ』は7日、ネイマールがPSGに退団の意思を伝えたことを報道。同選手が「バルセロナ移籍を決断している」とも伝えた。その一方で『ムンド・デポルティボ』は、バルセロナ内にネイマール獲得を前向きに捉える人物がいるとしながら、チャビ監督がチームの輪を乱す可能性があるとして獲得に反対していることを報じている。
そして9日、チャビ監督はジョアン・ガンペール杯トッテナム戦(4-2)終了後に、この試合をカタルーニャで中継した『TV3』とのインタビューに応じ、ネイマールについても質問されている。同指揮官は獲得について否定も肯定もしなかった。
「ネイマール? 私から何かを先に言うことはできない。昨季、違うチームの選手について言及した私は、皆の怒りを買ってしまった。ここから市場が閉まるまで、何が起こるのか見てみよう」
チャビ監督はまた、クラブ残留が確実とされていたFWアンス・ファティに、今なお退団の可能性があることもほのめかしている。
「どうなるのかはいずれ分かるだろう。市場は8月31日まで開かれている。彼の調子は良いし(このガンペール杯で1得点)、フェラン同様に高いレベルのプレーを見せてくれた。しかし私たちは何も言うことができない。すべてはサラリーキャップに大きく依存することなんだ」
バルセロナはラ・リーガのサラリーキャップで上限を超過しており、現状13選手しか選手登録が済んでいない。
「私たちは昨季も同じような状況にあった。クラブからは落ち着くよう言われているし、最終的には解決できるのだろう」
関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。