ベティスは26日にMFフランシスコ・ロマン・アラルコン(31)、通称イスコを獲得した。
ベティスはメキシコのモンテレイに移籍したMFセルヒオ・カナーレスの後釜を求め、マヌエル・ペジェグリーニ監督がイスコの獲得を懇願したという。チリ人指揮官はマラガを率いていた2011〜2013年にイスコを指導。チャンピオンズリーグ・ベスト8に進出するなど躍進した当時のマラガで、まだ若かったイスコは不動エースとして活躍し、レアル・マドリード移籍のきっかけをつかんでいた(ちなみにマラガは現在スペインリーグ3部に所属)。
スペインを代表するファンタジスタは昨夏、レアル・マドリードとの契約が終了してセビージャに加入したものの、モンチSD(スポーツディレクター、現在はアストン・ヴィラに所属)との確執によって冬に契約を解消。それからウニオン・ベルリンとの交渉決裂などあってここまで無所属が続き、今夏にはスペイン国外でプレーする意思を示していたが、「フットボールの父」と仰ぐペジェグリーニ監督からの誘いは断れなかったようだ。
なおスペイン『マルカ』曰く、ペジェグリーニ監督は冬の市場でもセビージャと契約を解消したばかりのイスコを求めたようだが、その際はラ・リーガのサラリーキャップにひっかかり獲得を実現できなかった模様。だがカナーレスが去って人件費にある程度の余裕ができ、さらにイスコ本人も要求する年俸を相当に引き下げたことで今回は契約に至ったという。ベティスとイスコの契約期間は1年となっている。
スペインが誇る天才MFは果たして、セビージャのライバルクラブでかつての輝きを取り戻すことができるのだろうか。
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