GKティボ・クルトワが重傷を負ったレアル・マドリードは、その代役としてセビージャGKヤシン・ブヌ、通称ボノの獲得を目指し始めたという。スペイン『マルカ』が報じている。
クルトワは10日のチーム練習で左ひざ前十字じん帯断裂の重傷を負い、約8カ月の戦線離脱を強いられることになった。『マルカ』によれば、レアル・マドリード首脳陣は守護神がほぼ今季絶望となったことを受けて代役獲得に動き、多くの選択肢を考慮した結果、ボノを本命に据えたようだ。
現在32歳のボノは、サウジアラビア移籍に近づいていたとされるが、レアル・マドリードからの興味を聞きつけて中東行きにストップをかけた模様。セビージャ首脳陣に対してレアル・マドリードへの移籍願望を伝え、両クラブの交渉もすでにスタートしているとみられる。
ボノとセビージャの契約期間は2025年までで契約解除金は5000万ユーロに設定されているが、セビージャは2000万ユーロ程度での売却を見込んでいるとのこと。対してレアル・マドリードは、現時点ではレンタルでの獲得を考えており、両者は思惑はすれ違っている様子だ。
なおレアル・マドリードの獲得候補はボノだけでなく、そのほかマンチェスター・ユナイテッドを退団してフリーとなっているGKダビド・デ・ヘア、チェルシーGKケパ・アリサバラガ、トッテナムGKウーゴ・ロリス、パリ・サンジェルマンGKケイロール・ナバスなどの名も挙げられているようだ。今夏に移籍の可能性があったGKたちはクルトワの怪我によって一斉にその動きを止めて、レアル・マドリードの動向に注目しているとのことだが、現在最も同クラブの加入に近づいているのはモロッコ代表GKとされている。
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