MFセルヒオ・ブスケツが、近日中に自身の去就をバルセロナに伝えるようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。
2日のラ・リーガ第33節、本拠地カンプ・ノウでのオサスナ戦(1-0)終了後、「僕の将来について大体考えた。休み明け、監督に自分の決断を伝えるよ」と話していたブスケツ。今週末は試合がないバルセロナは9日に練習を再開するが、現在34歳の主将は同日にチャビ・エルナンデス監督、またクラブに決断を報告することになりそうだ。
チャビ監督はオサスナ戦後、ブスケツの残留を希望していることを再び強調。「彼のことを説得できたかどうかは分からない。どんな決断を下でも私は理解を示すよ。自分も似たような経験をしているからね。とにかく、彼はチームにとって根幹的な選手だ。私たちは彼の決断を待たなければらない」と発言していた。その一方でジョアン・ラポルタ会長率いるクラブ首脳陣は、高年俸のブスケツ退団を人件費削減の機会と捉えている可能性がある。いずれにしろブスケツの決断は、財政難に陥るクラブの今後のプラン(サラリーキャップ対策、補強方針)を左右することになりそうだ。
なお『ムンド・デポルティボ』によれば、ブスケツはかねてから噂があったメジャー・リーグ・サッカーのインテル・マイアミへの移籍を選択肢から外した様子。現時点で可能性があるのはバルセロナ残留か、友人リオネル・メッシの加入も噂されるサウジアラビア行きの2つとみられている。
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