マンチェスター・ユナイテッドの伝説的指揮官であるアレックス・ファーガソン元監督が、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの同クラブ復帰に改めて喜びを示した。
2003年から2009年までマン・Uで活躍したC・ロナウドは、今夏にユヴェントスから古巣に電撃復帰。加入後4試合で4ゴールを挙げるなど、早くもインパクトを残している。
C・ロナウドが世界的スターとなるまで同選手を指導したファーガソン氏は、教え子の復帰について、「本当に素晴らしい」と改めて喜び、「(ホームでの復帰戦は)まるでシーザー(カエサル)がローマに凱旋したようだった。“来た、見た、勝った”という気分だったよ」と歴史的人物になぞらえて喜びを表しつつ、C・ロナウド自身が弛まぬ努力をしたことで現在の地位を築いたことを強調するエピソードを話した。
「彼は最高の選手になるため、自分自身に犠牲を払ってきた。(当時)アーセナル戦の前日のことだ。キャリントン(マン・Uの練習場)では雨が降っていた。彼がいつも居残り練習をしているのを知っていたので、私は彼に『明日は試合だし、豪雨だろう。地面が柔らかくなっている(から練習はやめたら?)』と言ってオフィスに戻ったんだ」
「それから私は窓の外を見てみた。彼がどうしたかというと、人工芝のところに行ってたんだ。もう何も言えなかったよね。してやられた気分だったよ!(笑)」
「彼がどれだけの選手になるかは、わかりきったことだった。レアル・マドリーでそのレベルに到達したが、間違いなくそこに行けると思っていたよ」
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