レアル・マドリードMFエドゥアルド・カマヴィンガが、同胞MFオーレリアン・チュアメニとの関係性について語っている。
20歳のカマヴィンガは昨季レアル・マドリーに加わり、23歳のチュアメニは今季に加入。カマヴィンガは本職インサイドハーフながら、チュアメニのポジションであるアンカーでもプレー可能と、両選手は出場機会を巡って競い合う関係でもある。
しかしカマヴィンガによれば、チーム内で最も仲が良いというチュアメニとの間には、健全な競争が存在しているようだ。フランス代表MFは同国『RMC』とのインタビューで、次のように語った。
「彼自身が言ってたように、僕たちはまるで兄弟みたいだ。彼がここにやって来たとき、僕は彼に寄り添った。昨季の自分は彼と同じような状況だったわけだからね」
「僕たちはいつも一緒にいて、いつも笑っている。一緒にプレーするときにはいつだって探し合っているよ。本当に気が合うからね。チーム内での競争についてはそこまで話さない。常々言っているのは、『お前の方が俺より上ならプレーすることになる』ってことだ。何も問題はないし、あっちが出場するからって非難することはない」
「僕たちが競い合う理由はない。そのほかの選手が代わりにプレーしていたらバツが悪いけどね。もし試合に出場したかったら努力すればいいわけだし、片方の邪魔をする必要なんてないんだ。彼にしても同じように思っているはずだよ。試合に出た後、一番最初に僕のところにやって来て『ナイスゲーム』と言ってくれるのは彼だし、自分も同じように声をかけるんだ」
カマヴィンガはまた、自身がなぜ足裏でボールを扱うことを常としているのか、その理由も説明している。
「僕は足裏を使ったボールコントロールが好きだ。なぜかと言われたら分からないけど、でもそうやってフットボールを覚えてきたんだよ。おそらく、小さいときにフットサルの大会に参加し続けたからだろう。それで、そうしたコントロールができるようになった。そういえば昨日、監督にインサイドでボールを扱えと言われたばかりだ。だけど僕は頑固な人間、変わらずに足裏でボールを踏んでいるよ」
「ルカのボールトラップにおけるコントロールは唯一無二だ。でも僕たちは完全に同じポジションでプレーしているわけじゃない。だから、彼のようなアウトサイドのコントロールはできないね」
中盤ではポジショニングに難があるとも指摘されるカマヴィンガだが、アンチェロッティ監督率いるコーチ陣から指導は受けているのだろうか。
「中盤でどう動くかという話はしていない。今、彼は僕を左サイドバックで起用しているしね。前はチームを助けるために中盤に残れと言われていたよ。攻撃面でクオリティーの高い選手はたくさんいるから、自分の役割は中盤に残って守備を助けることになる。もちろん、時おり攻撃にも参加してね。僕たちは攻撃的要素が多いチームで、だからこそ重要なのは攻守のバランスを取ることなんだよ」
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