レアル・マドリードDFダニ・カルバハルは、今夏セルタからサウジアラビアへと渡ったMFガブリ・ベイガの決断について「完全に理解できる」と話している。
昨季セルタでブレイクを果たした21歳ベイガは、今夏アル・アハリに移籍する決断を下した。アル・アハリはセルタに移籍金として3500万ユーロ、またセルタでの年俸が50万ユーロだったベイガには、3年で総額4000万ユーロ近くを支払うと報じられている。
選手としてのキャリアよりも金を選んだと批判も浴びているベイガだが、カルバハルは同選手の気持ちを汲み取っている。レアル・マドリードDFはスペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで、次のように語った。
「20歳そこらであれだけ高額なオファーが届くとしたら……彼の気持ちは、完璧に理解できるよ。自分もドイツで(レヴァークーゼンと)5年契約を結んだとき、最初にしたことは両親に家を買うことだった。僕は貧しい地域で生まれた人間で、彼の決断は理解できることなんだ」
カルバハルはまた、今季ラ・リーガ開幕4節で5得点を記録するなど、加入早々レアル・マドリードを引っ張っているMFジュード・ベリンガムについても触れた。
「初っ端から目を見るだけで何をするかが分かった。本当に完璧な選手だ。両サイドに動き、飛び出すことだってできるし両足も使える。彼にボールを渡せば、チームメートはその目を見るだけで何をするかが理解できるんだよ。それは本当に大切なことなんだ」
カルバハルはその一方で、これまでプレーしてきた中で最も素晴らしかった3選手には「クリスティアーノ・ロナウド、セルヒオ・ラモス、ルカ・モドリッチ」を挙げている。
関連記事
●アンチェロッティ、久保建英と対峙のフラン・ガルシアを称賛「相手は非常に危険だったが…」|レアル・マドリード|ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。