25日のラ・リーガ第31節、本拠地モンティリビでのレアル・マドリード戦で4-2の勝利を飾ったジローナ。この金星の立役者はもちろん、チームの全得点を叩き出したFWタティ・カステジャーノスだ。
昨夏ニューヨーク・シティから同じくシティ・フットボール・グループに属するジローナに加わり、欧州挑戦をスタートさせたカステジャーノ。24歳のアルゼンチン人FWは今回のマドリー戦で、圧巻のパフォーマンスを披露している。
まず11分、DFミゲル・グティエレスのクロスに頭で合わせてGKアンドリー・ルニンを破ったカステジャーノスは、23分にロングボールからDFエデル・ミリトンとのチェイスに勝利して2点目もかっさらう。46分にはMFイバン・マルティンが送ったグラウンダーのクロスを押し込んでハットトリックを達成し、さらに62分には再びヘディングシュートでネットを揺らしてポーケル(4得点)まで実現してしまった。
カステジャーノはラ・リーガにおいて、レアル・マドリード相手に4得点を決めた21世紀初の選手に。ラ・リーガだけでなく全大会を対象とすれば、2013年に当時ボルシア・ドルトムントに所属していた現バルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキが、チャンピオンズリーグで4得点を決めて以降の記録となった。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたカステジャーノスは、次のような感想を述べている。
「マドリード相手にゴールを決めるのは夢だった。でも4ゴールは想像すらしていなかったよ。それに、僕たちは何としてでも勝利がほしかったんだ。満足している」
「夢見ていた夜だ。僕たちは素晴らしいチームを相手に素晴らしい夜を過ごした。こんなことは一度たりとも想像していなかったよ。サポーターと喜びを噛み締められたし、チームメート、家族ら、自分を助けてくれる人々に感謝をしたい」
ジローナはこの試合の勝利で勝ち点を41に伸ばし、ラ・リーガ1部残留を決めている。
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