セルタは2日、アルゼンチン人エドゥアルド・コウデ監督（48）の解任及び、その後任としてポルトガル人カルロス・カルヴァリャル氏（56）を招聘したことを発表した。
コウデ監督は2020年11月からセルタを率い、同シーズンには降格圏に位置していたチームを欧州カップ出場圏近くまで引き上げ、昨季にはチームを余裕をもってラ・リーガ1部に残留させていた。だが今季のセルタはここ8試合で勝ち点4しか獲得できず、現在は降格圏と勝ち点1差で16位に位置。これを受けたクラブ首脳陣は、今季よりスポーツ部門の顧問を務める ルイス・カンポス氏の意見もあり、コウデ監督解任に踏み切っている。
そしてルイス・カンポス氏の推薦により、コウデ監督の後任を務めることになったカルヴァリャル氏は、これまでにブラガ、マリティモ、スポルティングCP、ベジクタシュ、スウォンジーなど19チームを率いてきた経験豊富な指揮官。とりわけ2021年、ベンフィカを下してブラガをポルトガル・カップ優勝に導いたことは大きく称賛された。コウデ監督と同じく攻撃的なフットボールを志向しており、チームはこれまでのスタイルを踏襲しながらパフォーマンスの改善を図ることになる。
カルヴァリャル氏のセルタ指揮官としての初陣は、5日のラ・リーガ第13節、本拠地バライドスでのオサスナ戦だ。
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