セルティックOBのスティリアン・ペトロフ氏が日本代表MF旗手怜央について語った。イギリス『デイリー・レコード』が伝えている。
旗手は2022年初めに川崎フロンターレからセルティックに完全移籍。元横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督が指揮を執るクラブにすぐさま適応し、レンジャーズとのオールドファーム・ダービーでは2ゴール1アシストと大活躍した。
その後もプレーを続けてスコティッシュ・プレミアシップ制覇に貢献した旗手だが、終盤には疲労が色濃く見える場面も。指揮官も適応に時間が必要だとしきりに語っていたが、ペトロフ氏も同様の見解のようだ。
「彼は家族や友人から何マイルも離れていて、それに言葉の壁もある。言葉はとても大きなものだ。通訳がいるのにという人もいるだろうが、常に彼を助けてくれるわけではない。プレー中、選手たちは言葉を求めてくる。喋れない場合でさえも、彼らはトライしているところや努力しているところを見たがっている。だから彼には言葉を理解する必要がある。しかし、簡単なものではない」
さらに「昨シーズンから学ぶことになる。スコットランドのフットボールやフィジカル、テクニック、そして選手を理解することになる。私がここに初めて来たときもそうだった。時間はかかるものだ」と長い目で見る必要があると語ったペトロフ氏。一方で、期待も抑えきれない様子だ。
「私は選手としての彼が大好きだ。君たちにも彼の強さ、彼が走ることや得点のために適切なポジションにつくことをとても楽しんでいる様子を目にできるはずだ。彼は完璧なポジション取りができるが、時間を必要としている。今は単に走り回っているだけだ。彼に必要なことはじっと構えて、試合を楽しみ、試合を自分のものにすること。監督が試合を理解するために彼を助けてくれると信じている」
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