コッパ・イタリアは日本時間2023年2月1日~3日にかけて準々決勝が行われる。
■インテル vs アタランタ
セリエAで2位と4位につける強豪同士によるビッグマッチ。インテルは年明けに無敗ナポリに初めて土をつけた(1-0)他、スーペル・コッパ・イタリアーナではミランに3-0と完勝を収めるなど、2023年は好調を維持。エンポリ戦(0-1)では不覚を取ったものの、競り合った展開でも勝利をつかむ勝負強さを発揮しており、迎える難敵との一戦でも期待が持てそうだ。
一方のアタランタは、11月の3連敗を乗り越え、直近公式戦6試合で4勝2分け。特にサレルニターナ戦の8ゴールなど、この間22ゴールと攻撃陣が爆発中だ。ルックマンの覚醒に19歳ホイルンドの大ブレイクと“らしさ”を発揮し、リーグ戦で上位争いを繰り広げている。そうして迎えるコッパ・イタリアだが、過去4大会で2度も決勝へ進んでいるなど相性の良い大会。強豪を打ち負かす可能性は十分だ。
■フィオレンティーナ vs トリノ
リーグ戦では12位と勝ち点を伸ばしきれないフィオレンティーナと、ラウンド16でミランを撃破してきたトリノによる一戦。両者は21日にリーグ戦でも対戦しており、その時は敵地に乗り込んだトリノがミランチュクのゴールを守りきって1-0と勝利している。フィオレンティーナとしては、同じ相手にホームで2週間以内に連敗することは避けたいところ。得点力不足解消へ、ヨビッチらの奮起が待たれる。
■ローマ vs クレモネーゼ
29日に首位ナポリとのダービーに惜敗(1-2)したものの、それまで公式戦7試合無敗(4勝3分け)と好調だったローマ。守備の安定感にディバラを中心とした攻撃がフィットし始め、着実に結果を残し始めている。今回の準々決勝でも本命だろう。しかし、クレモネーゼもラウンド16でナポリとの死闘をPK戦で制しており、決して侮れない相手だ。特にインテル戦でスーパーゴールを決めたオケレケには警戒したい。
■ユヴェントス vs ラツィオ
衝撃的な勝ち点-15処分を受け、さらに3試合勝利から見放されて(1分け2敗)13位まで転落したユヴェントス。リーグ戦で厳しい状況に立たされているからこそ、コッパ・イタリアではタイトルが欲しいところ。しかし、準々決勝では難敵ラツィオが立ちはだかる。ルイス・アルベルトやミリンコヴィッチ=サヴィッチ、ペドロら好調攻撃陣に、負傷明けのエースFWインモービレも合流。さらに難しい戦いが予想される。それでも、ユヴェントスでもヴラホヴィッチが復帰し、ポグバも起用可能な状態までフィットしてきた。主力が戻ってき中で、どのような戦いを見せられるのだろうか。
コッパ・イタリア準々決勝 ※日本時間
▽2月1日(水)
インテル vs アタランタ(5:00)
▽2月2日(木)
フィオレンティーナ vs トリノ(2:00)
ローマ vs クレモネーゼ(5:00)
▽2月3日(金)
ユヴェントス vs ラツィオ(5:00)
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