DAZN(ダゾーン)で配信されている、過去の名勝負をフルマッチでお届けする「Re-LIVE」。15日に配信がスタートした試合では、09’-10’シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第1戦でインテルとバルセロナが相対した試合をお届け。解説に柱谷幸一氏を迎え、当時の試合を振り返った(収録は2018年のもの)。
この年に歴史的なトレブルを達成することになるジョゼ・モウリーニョ監督率いるインテル。強敵バルセロナと相対した一戦では、GKにジュリオ・セザールを据え、DFにマイコン、ルッシオ、ワルテル・サムエル、ハビエル・サネッティを配置。中盤はMFチアゴ・モッタ、エステバン・カンビアッソ、ゴラン・パンデフ、ヴェスレイ・スナイデルが形成し、2トップにはFWディエゴ・ミリートとサミュエル・エトーを並べた。
一方、モウリーニョ監督の宿敵であるバルセロナは、当時ジョゼップ・グアルディオラ監督が指揮。GKにビクトール・バルデスを据えて、最終ラインにはDFダビエル・アウベス、ジェラール・ピケ、カルレス・プジョール、マクスウェルを起用。3枚の中盤にはMFシャビ、セルジ・ブスケッツ、セイドゥ・ケイタを並べ、前線にはFWリオネル・メッシ、ズラタン・イブラヒモヴィッチ、ペドロ・ロドリゲスを配置して大事な一戦に臨んだ。
試合はボールを保持するバルセロナに対し、インテルは自陣に守備の壁を築いて対抗する展開となる。先に試合を動かしたのはアウェイのバルセロナだった。前半19分、マクスウェルが左サイドをドリブルでえぐって深い位置からマイナスのクロス。これをペドロが左足で合わせ、敵地で貴重なアウェイゴールを奪取した。リードを奪われたインテルの反撃は同30分、右サイドで攻撃を構築すると、最後はミリートのポストプレーからスナイデルが押し込んで同点弾を奪取。試合を振り出しに戻した。
ホームで何としても勝利が欲しいインテル。決勝進出のために敵地でアウェイゴールを積み重ねたいバルセロナ。モウリーニョとグアルディオラの名将対決は、後半さらに激闘の色を濃くしていくのだった。火花散る白熱の試合を制したのは果たして――。
DAZN Re-LIVE「2009-10 UEFAチャンピオンズリーグ準決勝第1戦」
- 対戦カード:インテルvsバルセロナ
- スタジアム:サンシーロ(ミラノ)
- 解説・実況:柱谷幸一、八塚浩
- 配信期間:2020年4月15日~
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