DFBポカール準決勝が10日に行われ、バイエルン・ミュンヘンとフランクフルトが対戦。2-1で勝利したバイエルンが決勝進出を決めた。
バイエルン・ミュンヘンのハンジ・フリック監督は、DFBポカール決勝進出に満足しているようだ。「前半に得点のチャンスを活かせなかった。自分たちで試合を難しくしてしまった」と反省を語りつつ、このように続けている。
「チームが追加点を決めることができて満足している。それからは全選手がリードを守ろうとしてくれた。チームは後半に疲れを感じさせたが、最終的には集中して、決勝に進めたことを嬉しく思う」
一方、フランクフルトのアディ・ヒュッター監督はクラブの公式メディアを通じて「後半から巻き返すことができただけに……」と敗退を悔やんだ。
「バイエルンは前半から我々を上回っていた。フランクフルトはプレッシャーに悩まされ、防戦一方となってしまった。そのうえ、早々に失点（14分）して追う展開になったからね。本当に厳しい状況に追い込まれた」
「我々は諦めず、各ポジションでの修正を指示しつつ後半へと挑んだ。とりわけダニー（ダ・コスタ）が1点を返してくれて、彼の仕事ぶりに満足しているよ。しばらく出番がなくてダニーは苦しんでいたからね。だが結局その後バイエルンに決勝点を奪われてしまった。後半から我々は良いチームへと変わったからね。ある程度ゲームの主導権を握れるようになっていただけに、この結果には本当にガッカリしている」
なお、決勝はバイエルンとレヴァークーゼンのカードとなっている。
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