来夏にレアル・マドリード加入予定のブラジル代表FWエンドリッキが、母国でそのポテンシャルを見せつけている。
レアル・マドリードが移籍金3500万ユーロ+インセンティブ2500万ユーロで獲得を内定させているエンドリッキは、現所属クラブのパルメイラスとともにカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル全国選手権)2連覇を達成。優勝を決めたクルゼイロ(1-1)との一戦でもゴールを決めるなど、チームに大きく貢献している。
エンドリッキは今大会、尻上がりに調子を上げていった。最後の8試合で6得点を決める暴れっぷりで、大会を通しては11得点を記録。17歳での11得点は、当時サントスに所属していたネイマールを1点上回る数字だ。そして17歳での最多得点記録を保持するのは、当時クルゼイロに在籍していた“フェノメノ(怪物)”のロナウド氏の12得点で、エンドリッキはわずか1点及ばなかった。
レアル・マドリードはブラジル・フットボールの伝説たちと肩を並べる形でキャリアをスタートさせたエンドリッキに、大きな期待を寄せている模様。スペイン『アス』曰く、レアル・マドリードはスカウトのエンリケ・シャビエル氏にエンドリッキの動向を追わせているが、「すでに準備はできている」と、即戦力になれるとの見解が報告されているようだ。
また『アス』は、来季のレアル・マドリードにはエンドリッキが出場機会を得る環境があるとも記載。その理由として、かねてから獲得の噂があるマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドが実際に加入するとしても2025年以降になること、レンタルで在籍するFWホセルが来夏エスパニョールに復帰することを挙げている。
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