元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーが現地時間8日、自身SNS上で現役引退を発表している。
アーセナルの下部組織で育ったウィルシャーは、2008-09シーズンに16歳にしてトップチーム昇格。クラブ史上最年少の16歳256日でプレミアリーグデビューも飾り、大きな期待を受けた。
国内レンタルを経験しながらも成長を遂げると、アーセナルでは公式戦通算197試合に出場。その能力には疑いの余地がなかったが、負傷を繰り返すことで“ガラスの天才”とも呼ばれるようになった。
アーセナルとは2018年夏に契約満了で別れ。その後、ウェストハムやボーンマスを経て、無所属だった2022年2月にデンマークのオーフスに加入。しかしそこから約5カ月後の7月8日、30歳で引退を発表している。
「信じられないほど多くの素晴らしい瞬間を経験できた旅だった。キャリアでこのような瞬間を経験できたことを光栄に思う。庭でボールを蹴っていた少年が愛するアーセナルのキャプテンを務め、ワールドカップで母国のためにプレーできた。まさに夢のような瞬間を生きることができた」
ウィルシャーはイングランド代表としても34キャップを刻み、2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)にも出場。様々な経験を積んだキャリアを生かし、今後は指導者になることを志しているようだ。
「キャリアのあらゆる瞬間を楽しんできた。人生を通じての旅だった。今、選手としての章を閉じるのに適切な時期だった。でも、まだ試合に捧げられることがたくさんあり、将来がどうなるのかワクワクしているよ」
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