FC東京対浦和レッズの見どころ ｜ 日程・放送・配信予定 ｜ J1リーグ

FC東京対浦和レッズ概要

FC東京と浦和レッズのファーストマッチは、2001年のJ1 1stステージ第5節。この試合は呂比須ワグナーが先制点を奪うなど、FC東京が3-1で勝利した。それから試合を重ねた両者は、これまで36回対戦。浦和が20勝9分7敗と勝ち越している。ちなみにFC東京にとって浦和は最も勝率の低い相手となっている。

また、FC東京は浦和戦で現在12試合連続未勝利。この間、全ての試合で失点を喫しており、苦手な相手と言っていいだろう。ただ直近の4試合では3引き分けと五分の戦いを演じている。今節はホームで勝利することで苦手意識を払拭することができるか注目だ。

対戦成績 (リーグ戦 直近5試合)

FC東京対浦和レッズ見どころ

リーグ戦再開後、調子を上げている両チームの対戦だ。4位のFC東京と2位の浦和レッズ。火花散る上位対決は、攻守に見どころ満載のゲームになること間違いなし。意地と意地のぶつかり合いに注目したい。

前々節・川崎フロンターレとの“多摩川クラシコ”でよもやの4失点で大敗を喫したFC東京は、中3日でメンタル面を大幅に修正。先週末に開催された前節・横浜F・マリノス戦では、川崎F戦で大きく差をつけられた球際や走力など、サッカーの基本的な面で横浜FMを相手に互角以上の戦いを見せて3-1で勝利を手にした。大敗後の一戦だっただけに、チームとしても再び自信をつける勝利になったことは間違いない。そして迎える今節の浦和戦は、海外移籍を果たすMF橋本拳人の国内ラストゲームとなる。ボランチで存在感を発揮してきた男の移籍は痛手だが、チームとしては笑って送り出したいはず。浦和を上回る攻撃力を見せ、勝利を手にすることで橋本のセレモニーを迎えたい。

一方、浦和は再開後2勝1分と好調をキープ。今季はいまだ負けなしで2位につけている。好調の要因は新システムが機能していることが挙げられる。今季から新たに[4-4-2]のシステムを採用する中で、両ワイドを使った攻撃が機能。そこに今季アルビレックス新潟から加入したFWレオナルドと生粋の点取り屋であるFW興梠慎三が巧みに絡んでゴールを奪えば、守備面でもトーマス・デンを含めた最終ラインが堅い守備を披露するなど、攻守に力強いパフォーマンスを見せている。そんな中、今節迎える相手はFC東京。ここ数試合戦ったチームの中でも最も勢いのあるチームなのは明らか。ここで勝利できるかどうかで、今後さらに波に乗っていけるかが決まりそうだ。

再び迎える3連戦のスタート。強敵を倒し、勝ち点3を積み上げるのはどちらになるだろうか。

ライターコラム

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