4日、各地でJ1、J2、J3、WEリーグが開催された。
水曜日、唯一のJ1リーグ開催となった試合では、ガンバ大阪と北海道コンサドーレ札幌が1点を巡る攻防を繰り広げた。公式戦3試合連続ノーゴールが続くG大阪は、立ち上がりからアグレッシブな守備を敢行。プレッシングをかけていくことで相手にミスを発生させていく。
ただ、なかなかシュートチャンスに持ち込めないと、徐々に札幌ペースへ。45分にはペナルティーエリアの攻防からPKを献上してしまった。それでも、この場面はGK一森純のビッグセーブで失点は許さず。苦しい試合ながらも無失点の時間を続けた。
後半は札幌に主導権を握られる形となったが、一森を中心に集中した守備で対抗。またしても得点を奪うことができないまま試合終了のホイッスルを聞くことになったが、今回は無失点を継続することで勝点1の獲得につながった。
11試合が開催されたJ2では、上位陣が取りこぼす波乱が起きた。首位の横浜FCはホームでロアッソ熊本ち対戦したが、後半のアディショナルタイムに一瞬の隙を突かれてMF伊東俊にゴールを献上。これが決勝点となり、今季初黒星を喫した。また、2位のベガルタ仙台は調子を落としている東京ヴェルディと激突。勝てば横浜FCと勝ち点で並ぶことができたが、1-1の後半に2つの失点を奪われて敗戦を喫してしまった。
この状況に乗じて上位と勝点差を縮めたのは、アルビレックス新潟とファジアーノ岡山、モンテディオ山形の3チーム。新潟は30分に奪ったMF伊藤涼太郎のゴールを守り切りツエーゲン金沢に1-0の勝利。岡山は前半から試合を優勢に進めて水戸ホーリーホックに2-1で勝利し、山形は後半アディショナルタイムの決勝弾で劇的な勝点3を手にして上位に肉薄している。
ヴァンラーレ八戸とSC相模原の試合が中止となったJ3は、5試合が開催された。上位対決となった福島ユナイテッド対いわきFCの試合は、79分にいわきのFW有田稜が決勝点を奪い勝利。首位の松本山雅FCがスコアレスドローに終わったため、いわきが首位に浮上した。
延期となっていたWEリーグ第11節の3試合では、サンフレッチェ広島レジーナとINAC神戸レオネッサが対戦。引き分け以上でINAC神戸の優勝が決まる中、29分にFW中嶋淑乃のゴールで広島が先制すると、このゴールが決勝点に。INAC神戸は優勝を目前にして16試合負けなしの記録がストップし、優勝は次節以降に持ち越しとなった。
■ 5月4日開催 結果
・J1第11節
G大阪 0-0 札幌
・J2第14節
岩手 0-4 長崎
秋田 2-1 琉球
東京V 3-1 仙台
横浜FC 0-1 熊本
甲府 1-0 群馬
新潟 1-0 金沢
岡山 2-1 水戸
山口 3-1 町田
徳島 1-0 千葉
大分 1-1 大宮
栃木 1-2 山形
・J3第8節
沼津 1-0 長野
八戸 中止 相模原
藤枝 4-3 岐阜
讃岐 0-1 今治
松本 0-0 北九州
福島 0-1 いわき
・WEリーグ第11節
N相模原 0-2 東京NB
S広島R 1-0 I神戸
AC長野 1-0 マイ仙台
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