鹿島アントラーズは9月1日、日本代表MF柴崎岳(31)の獲得を発表した。
2023年6月限りでスペイン2部レガネスとの契約が終了し、フリーとなっていた柴崎。注目されていた移籍先は、2011年のプロ入りから6シーズンにわたってプレーした古巣の鹿島となった。
日本屈指のゲームメーカーは、鹿島復帰に際して次のようにコメントしている。
「もう一度、鹿島アントラーズのユニフォームを着てプレーできることをうれしく思います。日本でプレーする時はまたアントラーズで、と思っていました。タイトルを獲得できるよう、自分のベストを尽くします」
柴崎は2017年1月にスペイン2部テネリフェに移籍し、憧れだったスペインのフットボールに身を投じた。テネリフェでは昇格プレーオフで活躍を見せ、惜しくも同チームでの昇格はならなかったものの、同年夏にヘタフェ移籍で1部挑戦の切符をつかむ。だがヘタフェでは監督の志向するプレースタイルと自身の特徴が完全には一致しなかったために出場機会に恵まれず、2018年夏に2部デポルティボに移籍し、その翌年にレガネスに渡っていた。
レガネスに在籍していた3シーズン、リーグ戦では常時30試合出場。日本では注目が集まりにくいスペイン2部とはいえ、そこで努力を重ねて進化し続けてきたことを自負する柴崎は、日本唯一の古巣クラブで、一体どんな活躍を見せてくれるのだろうか。
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