ヘタフェのホセ・ボルダラス監督が、今季同チームに加入したFWメイソン・グリーンウッドについて語った。
最終的に訴えが取り下げられたレイプ未遂容疑によってマンチェスター・ユナイテッドを離れて、レンタルでヘタフェに加入したグリーンウッド。現在22歳の同選手は、スペインの地でもそのポテンシャルを存分に発揮しており、右サイドから鋭利なドリブルによって相手チームを引き裂いている。
スペイン『マルカ』とのインタビューに応じたボルダラス監督は、そんなグリーンウッドが「レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・デ・マドリードでプレーするレベルの選手か」を問われて、次のように返答した。
「グリーンウッドは一線を画す選手だ。凄まじい才能を有している。だが、フットボールは才能が第一ではない。才能より仕事をすることが必要とされるんだ。彼が100%の状態となったとき、私たちはその本当のレベルを知ることになるだろう。とはいえ、彼にはどんなビッグクラブでもプレーできる能力が備わっているよ」
「グリーンウッドが1年半活動を休止していたことについて? 確かに、彼は長い時間練習に励むことができていなかった。それでも私たちは彼の才能を、これまでに示してきたプレーのレベルを信頼していたんだ。彼のようなレベルの選手がヘタフェにやって来るなど、ほぼあり得ないことなのだから」
「彼は良い青年だ。チームに見事に適応してくれた。足りないことがあるとすれば、スペイン語をもう少し学ぶことかな」
イギリスの選手はスペインで成功できないというのが通説だが、今季はグリーンウッド、レアル・マドリードMFジュード・ベリンガムがそれを覆している。
「ああ、とりわけベリンガムはそうだね。彼は本当に注目を集めている。凄まじい選手で、実りあるシーズンを過ごしているよ。メイソンについては、もう少し待つことも必要だ。練習にも長い間取り組めなかった彼が、その実力のすべてを発揮することは簡単ではないんだ」
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