10日のラ・リーガ第24節、2位ジローナは敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦に臨む。前日会見に出席したミチェル監督は、勝ち点2差で首位に立つチームとの頂上対決が「楽しむべき」試合との見解を示している。
「この試合はチームが楽しむべき一戦だ。それと同時に、守備面では苦しまなくてはならない。マドリードはデュエルが脅威的なチームだ。ラ・リーガ最高のチームで、攻撃時のパス回しはとても速く、アタッキングサードで最も多くのパスを実現している。この試合は苦しみ、そして楽しむためのものなんだよ」
「彼らは負傷者が続出している? しかしその陣容は凄まじく、監督はチームのことを完璧に理解している。彼らを走らせないように、しっかりボールを奪えるようにしなくてはならない。マドリードに勝つ鍵は、彼らが本来のレベルを下回り、私たちが完璧な試合をすることにある」
ミチェル監督はその一方で、たとえベルナベウで勝利を収めたとしても、ラ・リーガ優勝に近づくわけではないことを強調。快進撃を続ける自分たちの目標が、あくまで欧州カップ出場であるとした。
「首位でベルナベウを去ることができれば世界的な話題になるだろう。しかしラ・リーガ優勝には85〜90の勝ち点が必要で、私たちはまだ56しか獲得していない。85〜90はマドリードやバルセロナ、アトレティコだから獲得できる勝ち点数なんだよ。私たちがラ・リーガ優勝を要求されるのは、フェアではないね」
「第24節の段階で、首位争いのためにベルナベウに赴くなど夢の出来事だ。だが私たちの目標は、あくまで欧州カップ戦なんだよ。もちろん、ベルナベウで勝ちたいさ。人々に私たちの仕事ぶりを認めてもらうためにね」
「私たちはどんな相手にも勝てると思われている。それは確かにそうなのだが、いざマドリードのことを分析してみると、彼らに勝つのはやはり、とても難しい。できる限りのことを試みるが、この試合の大本命は彼らにほかならないよ」
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