元アトレティコ・デ・マドリードDFディエゴ・ゴディン氏が、今夏同クラブからレンタルでバルセロナに移籍したFWジョアン・フェリックスについて語っている。
2023年7月に現役を引退したウルグアイ代表、アトレティコの伝説ゴディン氏。スペイン『カデナ・セール』とのインタビューに応じた同氏は、アトレティコを退団した2019年に入れ違いクラブでに加わったJ・フェリックスに対して辛辣な意見を述べた。
ゴディン氏は今夏、騒動を巻き起こしながらバルセロナに移籍したJ・フェリックスは、アトレティコのアイデンティティーの一つである団結心よりも、自分のエゴを優先する選手だったとの見解を示している。
「別にジョアン・フェリックスに対して敵意を持っているわけじゃない。僕は彼のことを知らないからね。ただバルセロナで2試合活躍したからといって、彼が成功を収めたと話すのは尚早なんじゃないかな。バルセロナで成功したかどうかは、もう少し時間が経たないと分からないことだ」
「彼はアトレティコのことを最後まで理解できなかった。クラブが求めるものに適当することができなかったんだ。あそこではどんな選手よりもグループが優先される。それなのに彼はファンが好まないような振る舞いを見せていた」
「彼が交代するときに見せた表情や態度は……明らかにそういう類のものだった。もちろん、選手としてのクオリティーは凄まじいけどね」
もしゴディン氏が今もアトレティコの選手であったら、J・フェリックスはチームに適応できていたのだろうか。
「アトレティコには何人も友人がいるし、慎重に話さないといけない。何が起こったのか自分には分からないが、できる限りのことはしたのだと思う。コケやグリーズマンのせいではない。僕が愛する彼らは、あらゆることを試みたんだと思っている」
ゴディン氏はその一方で、今週末にレアル・マドリードとのダービーに臨むアトレティコが今季ラ・リーガの優勝争いに参加できるかを問われ、次のように返答している。
「そう思うよ。彼らの陣容は安定している。一つのポジションに2選手ずついるしね。シーズン序盤は苦労を伴うものだけど、ダービーに勝てば自信を得ることができる。アトレティコはタイトルを争えるだけのチームだよ」
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