28日のラ・リーガ第3節、アトレティコ・デ・マドリードは敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦で7-0の大勝を収めた。今季初得点を記録したFWアントワーヌ・グリーズマンは、チームが会心の勝利を収めたことに満足感を表している。
グリーズマンはキックオフから2分後、MFロドリゴ・デ・ポールの浮き球からペナルティーエリア内左に侵入し、巧みな左足のダイレクトシュートでネットを揺らした。開幕節グラナダ戦(3-1)、第2節ベティス戦(0-0)では存在感が希薄だったエースのいきなり活躍したチームは、そこからゴールを量産して大量7点で2試合ぶり勝利を飾っている。
ゴールのほかゲームメイクに後方まで戻る守備と、この日もピッチのありとあらゆる場所に顔を出したグリーズマンは、次のような感想を述べた。
「僕たちは素晴らしい試合をした。最初からインテンシティーを発揮してね。先制点が僕たちに落ち着きを与えてくれた。チームの仕事ぶりに満足しているよ」
「最初の試合、自分の調子はそこまで良くなかった。でも今日は良い感じだったし、このままチームを助けていきたいね」
ディエゴ・シメオネ監督政権で果たした過去2回のラ・リーガ優勝で、アトレティコはシーズン序盤及び前半戦に多くの勝ち点を獲得し、追いすがるレアル・マドリードとバルセロナの2強から逃げ切っている。
グリーズマンは昨季前半戦にチームがなかなか勝てなかったことを含め、今季第3節でついに会心の勝利を収てめ、開幕からの成績を2勝1分けとしたことにある程度の手応えを感じているようだ。
「僕たちは良い働きを見せている。最初の2試合は内容的に苦労したけど、おそらく夏のツアーなどの疲れもあったんじゃないかな。昨季は序盤戦に多くの勝ち点を失った。だからこそ、もう良い形で勝利を手にしたかったんだ」
ここ最近、グリーズマンはFWメンフィス・デパイとプレー的な相性が良いと話題になっていたが、選手本人はどう感じているのだろうか。
「メンフィスは良かったね。負傷が軽いものであることを願っている。でも代わりに入ってきたモラタが2点を決め、アンヘリートもゴラッソを決めたし、マルコスも同じように途中出場からゴールしている……僕たちは全員を必要としているんだよ」
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