レアル・マドリードFWホセルが、カディス戦の不可解な決定機逸について説明している。
26日のラ・リーガ第14節、アウェーでのカディス戦に3-0で勝利したレアル・マドリード。ただ、ノーゴールでこの試合を終えたホセルは、絶好のチャンスを逃してしまう場面があった。
1-0の状況だった53分、相手ペナルティーエリア内でFWロドリゴがGKをかわした際に蹴り出したボールが少し大きくなり、それがホセルの足元へ。だがホセルは枠内に蹴り込まずにスルーし、ボールはゴールラインを割っていき、ホセルもロドリゴも両手で頭を抱えることになった。
ホセルは試合後、スペインのテレビ番組『チリンギート』とのインタビューで、あの場面について次のように説明している。
「そのことについて、ロドリゴと話したばかりだ。彼はまずループシュートをしようとしたんだけど、結局GKをかわした。僕はロドリゴがそのままプレーを続けるんだと思って、コースを空けたんだ。彼がゴールを決められるようにね」
だが『チリンギート』に出演していた元レアル・マドリードのグティ氏は、この説明に納得がいかない様子だった。同氏はホセルがストライカーであるならば、絶対に決め切るべき場面だったと説いている。
「センターフォワードはああしたボールを見逃さないし、バウンドすら許さないはず。絶対に決めるべきだったんだよ。ロドリゴが打つべきだったとか、オフサイドポジションだとかは分からない。とにかく僕には理解できないね」
「ホセルは少しビビっているように見える。確かに彼は、良い形でシーズンをスタートさせた。でも最近の彼はビビっているように見える。まるでボールがほしくないように、誰かに何かを言われたように映るよ」
「ストライカーのああした動きは見たことがなかった。本当に驚いたよ」
今季エスパニョールからのレンタルで、下部組織に在籍したことがあるレアル・マドリーに復帰したホセルは、ここまでに5得点を記録。ここ6試合ではゴールに恵まれていない。
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