【Jリーグプレビューショー】週末の矛盾対決。柏レイソル対セレッソ大阪をピックアップ

首位追走への上位対決

明治安田生命J1リーグ各節の見どころをコンパクトに伝えるDAZN（ダゾーン）の「Jリーグプレビューショー」。「#10」では第10節の注目カードとして柏レイソル対セレッソ大阪をピックアップ。今回は、爆発的な攻撃力を誇る5位・柏レイソル、鉄壁の守備が光る3位・セレッソ大阪をファーカスしている。

リーグ再開後、3連敗となかなか結果がついてこなかった柏だが、その後の5試合はリーグ2位の得点力を見せて4勝1分。一気に上位争いに絡んできている。チームの中核を担う背番号10、MF江坂任は「最初は躓きましたけど、今は内容の方も良くなりながら得点も重ねているので、いいサッカーができていると思います」と語り、チームの現状に手応えを口にしている。

解説者の岩政大樹氏は、2つのポイントに注目。1つ目は万能性のある武器を持っているFWオルンガ。「オルンガの凄さは速攻でも遅攻でも使える武器を持っている。どんな展開に対しても一つ選手たちに安心感を与える強烈な武器があることは、シーズンを戦う意味で大きい」と語り、オルンガの存在が大きいことを説明した。

また、もう一つのポイントとして上げたのが“突破力のあるサイドハーフ”だ。サイドの活性化が前線の選手たちをフリーにさせ、得点につながっていると分析している。

「サイドの生かし方、サイドのエリアの攻撃が非常に整理できてきた。よく走る選手たちを両サイドに置いたことで、相手のCBやSBが引き付けられる状況が生まれた。サイドと中央の使い分けで攻めるので、守りが非常に難しくなっていることで得点が生まれている」

「サイドの使い方がポイント」（岩政氏）

一方、鉄壁の守備を誇っているC大阪。守護神のGKキム・ジンヒョンが「監督から言われたことをしっかり守りながら、去年からチームで一つになってやっていることが今年、結果的に出ていると思う」と語る通り、昨季から就任したミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の存在がチームを堅固にしていることは間違いないだろう。

岩政氏はC大阪の好調の要因として“整理された立ち位置”をポイントに上げている。「端的に言うと、4-4-2でしっかり中央を固めて危険なエリアを守ろうというのが第一。それに加えて、相手が攻め込んできた時に整理されているので、一番失点になる可能性が高いところに必ず選手がいる状態になっている。それによって失点の確率を減らしている」と主張した。

両チームを分析した上で岩政氏は「フルピッチ全てを守れるわけではない。間、間のスペースはある。柏からするとそこで江坂とオルンガのラインが活躍できるか、C大阪はそこを抑えるためにより中を閉めてくると思う」と展開を予想。続けて「サイドの使い方がポイントになる」と明かしている。

リーグ屈指の矛と盾の戦い。柏とC大阪が相対する試合はどんな展開となるのだろうか。試合は8月15日、19時キックオフだ。

明治安田生命J1リーグ第10節 放送予定

• 明治安田生命J1リーグ第10節｜見どころ
• 鹿島アントラーズ 対 ヴィッセル神戸｜見どころ
• 柏レイソル 対 セレッソ大阪｜見どころ

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

● 【番組表】直近の注目コンテンツは？
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは？