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J開幕戦の気になったジャッジを「ジャッジリプレイ」が徹底解説!「オンフィールドレビューを使用しないケース」にも言及

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J開幕戦の気になったジャッジを「ジャッジリプレイ」が徹底解説!「オンフィールドレビューを使用しないケース」にも言及DAZN
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毎節、気になったジャッジを徹底解説する「Jリーグジャッジリプレイ」。その2020シーズン第1回がDAZNで配信され、開幕戦で話題となった4つのシーンを取り上げて解説している。

昨季からお馴染みのJリーグ原博実副理事長、Jリーグウォッチャーの平畠啓史さんに加えて、第1回ではFIFA・AFC・JFA審判インストラクターの深野悦子さんがゲストとして登場。MCは桑原学さんが務める。

今回、SNSでつぶやきが多かった4つのシーンとして、明治安田生命第1節湘南ベルマーレ対浦和レッズで69分にDF鈴木大輔がハンドの反則を犯した場面、川崎フロンターレ対サガン鳥栖の49分にFWレアンドロ・ダミアンのゴールがVARによって取り消しとなった場面、横浜F・マリノス対ガンバ大阪の34分にMF倉田秋のオフサイドが覆った場面、清水エスパルス対FC東京の89分にDF立田悠悟のファウルがノーカードだった場面を紹介。様々な角度から解説した。

開幕戦では、今季から導入されたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による判定が多く見られた。例えば、川崎F対鳥栖の49分のシーン。PA内でのMF家長昭博のシュートのこぼれ球をレアンドロ・ダミアンが押し込んで一度はゴールの判定になった。ただこの後、VARの介入があってレアンドロ・ダミアンがオフサイドのポジションにいたとしてゴールが取り消しになっている。

この場面では二つのポイントを焦点に解説。一つは「なぜオンフィールドレビューにならなかったのか」。この場面に関して深野インストラクターは「オフサイドだったかの白か黒かの決定だったので、主審がわざわざモニターを見て選手が(オフサイドラインを)出ていたかを確認する必要がないということ。ですので、VARからのコメントを聞いて判定した」と説明。「単純にファクトの事象なので、白か黒かを見に行く必要がなく、時間を短縮して次のプレーに行ける」と事実を確認する事象なため、オンフィールドレビューを行わなかったと解説している。

またもう一つの「家長のシュートをブロックした鳥栖のDF宮大樹が、意図的に阻止した後にゴールが決まったのでノーオフサイドではないか」という点に関しては、深野インストラクターは「意図的ではなかったと捉えます」とコメント。続けて「選手なのでボールに対してどうしても反応する力があると思います。特にDFの選手でゴールを後ろに背負っていれば反応すると思うので、それは意図的にプレーしたというよりも反応と捉えます」と語り、この場面は意図的と捉えることはできないと解説した。この場面はさっそく、VARの導入による恩恵が表れたシーンと言えるだろう。

その他の判定についてもわかりやすい解説が見られた「Jリーグジャッジリプレイ」。第2回ではどんなプレーが取り上げられることになるのだろうか。

なお、「Jリーグジャッジリプレイ」第1回の模様は現在、DAZN(ダゾーン)で視聴可能だ。

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