“Jリーグの日”にオリジナル10対決が実現。鹿島アントラーズ対横浜F・マリノスの見どころ ｜ 日程・放送・配信予定 ｜ Jリーグ

鹿島アントラーズ 対 横浜F・マリノス 見どころ

5月15日の“Jリーグの日”にオリジナル10対決が実現。これまでJリーグの先頭を走ってきた両チームがカシマスタジアムで顔を合わせる。

鹿島アントラーズは絶好調である。相馬直樹監督が就任してからは“鹿島らしさ”を取り戻しつつあり、勝負強さが際立っている。それを証明しているのが何よりも結果。相馬体制でのリーグ戦はここまで４勝１分と大きく勝ち越しており、10得点1失点と内容も充実している。12日に行われた第21節・名古屋グランパスではメンバーを入れ替えながらも2－0と圧倒。相手のシュートをゼロ本に抑える完勝を収めた。

その名古屋戦では初の先発フル出場を果たしたMFディエゴ・ピトゥカがボランチの位置で能力の高さを示し、MF小泉慶がトップ下で躍動。FW上田綺世も復帰後に徐々に状態を上げてきており、選手層の厚さも目立つ。成長著しい若手を含め、誰が出てもチームコンセプトを体現できるだけの戦力が揃っていると言えるだろう。今節は堂々と4連勝を目指す。

3位に付けている横浜F・マリノスも同じく絶好調。負けなしで言えば鹿島以上である。開幕戦で敗れて以降の11試合は8勝3分と驚異的なペースで勝点を積み重ね、上位２チームを射程圏内に捉えている。いまのところ、消化試合数の関係で勝点差は離れているが、全勝すると仮定すれば首位・川崎フロンターレは手の届く範囲にいる。2年ぶりのリーグ制覇に向けて悪くない位置にいると言える。

今季の横浜FMは攻守のバランスが良い。持ち前の攻撃力を維持したまま、守備が安定している。ここまで8失点はリーグで2番目に少ない数字で現在は3試合連続完封勝利中である。それでいて得点数もリーグ2位。今節は堅守と爆発力の両方を備え、敵地に乗り込むこととなる。

いま、リーグで最も好調な2チームの対戦。白熱必至の90分になることは間違いない。