6月27日、明治安田生命Jリーグがついに再開。毎節、気になったジャッジを徹底解説する「Jリーグジャッジリプレイ」も復活を果たしている。DAZNは第11回となる「Jリーグジャッジリプレイ#11」を配信。今回はJ1リーグとJ2リーグから3つの場面をピックアップして解説した。
お馴染みのJリーグ原博実副理事長、Jリーグウォッチャーの平畠啓史氏に加え、第11回は東京都サッカー委員会審判委員長の牧野明久氏がゲストとして初登場。MCは桑原学が務める。
第11回は、J1とJ2から3つのシーンをピックアップ。J2からは第8節のヴァンフォーレ甲府戦で水戸ホーリーホックのFW中山仁斗のポジションはオフサイドだったのか、J1からは第8節のサガン鳥栖戦でFC東京のFWレアンドロの肘を使ったファウルについて、また第8節の北海道コンサドーレ戦でヴィッセル神戸のMFセルジ・サンペールの手を使ったファウルについて徹底的に解説した。
今回注目したのは、FC東京対鳥栖の51分の場面だ。直前にスローインの場面でMF松岡大起のファウルを受けていたレアンドロは、そのあとボールが流れている最中にMF樋口雄太と接触。その際に肘を使っており、その後審判団の協議の末にFC東京のファウルを取ることとなった。そこまでに1枚イエローカードをもらっていたレアンドロは、ここで再びカードをもらうと退場処分になる場面だったが、カードを受けることはなかった。
この場面について平畠氏は「まず必要のないアクションだったと思う。これだけたくさんカメラがある中で、絶対に映るのでバレないわけがない。感情が昂っていることはわかるが、こういうプレーはやめるべきだと思う」としつつ、「主審のグループで協議したならカードが出てもおかしくないかなと思う」と自身の見解を明かした。一方、原氏は「見ていたとしたらカードだと思うけど、確認ができなかったのではないかなと思う」と語り、プレーの中でその場面を審判団が視認できていなかったのではと主張した。
異なる両者の論調を聞いた上で、牧野氏は「どういう風に腕を使って顔に当てたのかがハッキリしないので、審判団で話はしたけど、そこがわからなくてファウルだけの判定になったのかなと。映像を見ると、ちょっと腕が高いところで顔に当たっている感じがするのでイエローのプレーだと思います」と語り、その場面を見れていたならばイエローが出るシーンだったと見解を示している。
その他の判定についてもわかりやすい解説が見られた「Jリーグジャッジリプレイ」。次回はどんなプレーが取り上げられることになるのだろうか。
なお、「Jリーグジャッジリプレイ」の模様は現在、DAZN(ダゾーン)で視聴可能だ。
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