6月27日、明治安田生命Jリーグがついに再開。毎節、気になったジャッジを徹底解説する「Jリーグジャッジリプレイ」も復活を果たしている。DAZNは「Jリーグジャッジリプレイ#24」を配信。今回はJ1リーグから2つ、J2リーグから1つの場面をピックアップして解説した。
今回はお馴染みのJリーグ原博実副理事長、Jリーグウォッチャーの平畠啓史氏に加え、JFA審判1級インストラクターの小幡真一郎氏がゲストとして登場。MCは桑原学が務める。
第24回は、J1とJ2から3つのシーンをピックアップ。J1第32節サンフレッチェ広島対横浜F・マリノスの試合でDFチアゴ・マルチンスのオウンゴールの際に広島のFWレアンドロ・ペレイラは相手のプレーに影響を与えていたのか、J1第25節川崎フロンターレ対FC東京の試合でDF渡辺剛のプレーはPKだったのか、J2第30節アルビレックス新潟対東京ヴェルディ戦からはFW山下諒也のハンドについて取り上げ、徹底的に議論した。
今回注目したのは、川崎F対FC東京の前半23分の場面だ。川崎Fが敵陣にボールを運んでいき、中盤の守田英正が前線に浮き玉のパスを供給。これにレアンドロ・ダミアンが抜け出そうとすると、FC東京の渡辺が手をかけて倒してしまいファウルの判定に。このプレーによって川崎FにPKが与えられた。ただ、このシーンにはファウルを取るほどのプレーだったのかに加えて、リプレイで見るとファウルはペナルティーエリアの外だったようにも見える。今回はこの判定について議論が行われた。
この判定について平畠氏は「微妙としか言いようがない。これは人によって違う感じになってしまうじゃないかなと。その反面、簡単には倒れないようにしましょうというJリーグの方針があるじゃないですか。あれは逆にペナルティーエリアの外なら笛を吹いたのかなという気もしましたね」と改めて微妙な判定であると見解を示した。
一方、原氏は「厳しいんじゃないかなという感じ。現場の感覚で言うと、確かに渡辺はレアンドロ・ダミアンにちょっと先に行かれて少し引っ張っているように見える。松尾主審のポジションからはいいところで見ていたなと思うけど、FKになるのかなという風に僕は思いました」と語り、こちらも難しい判定だったと主張している。
二人の意見が出る中、小幡氏は「レフェリーはよく見えていたんじゃないかなと。この映像を見てもわからないですよね。わからない時はレフェリーの判断を尊重するしかないと僕は思いますね」とレフェリーの判断を尊重した。
また小幡氏は「これはレフェリーが見ているポジションからすると、レフェリーの判断を尊重してPKとイエローカードで納得はします」と語り、自身の見解を示している。
その他の判定についてもわかりやすい解説が見られた「Jリーグジャッジリプレイ」。次回はどんなプレーが取り上げられることになるのだろうか。
なお、「Jリーグジャッジリプレイ」の模様は現在、DAZN(ダゾーン)で視聴可能だ。
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