6月27日、明治安田生命Jリーグがついに再開。毎節、気になったジャッジを徹底解説する「Jリーグジャッジリプレイ」も復活を果たしている。DAZNは「Jリーグジャッジリプレイ#16」を配信。今回はJ1リーグから3つの場面をピックアップして解説した。
お馴染みのJリーグ原博実副理事長、Jリーグウォッチャーの平畠啓史氏に加え、第16回は東京都サッカー委員会審判委員長の牧野明久氏がゲストとして登場。MCは桑原学が務める。
第16回は、J1第14節から3つのシーンをピックアップ。湘南ベルマーレ対ヴィッセル神戸戦でMF齊藤未月のタックルはノーカードで妥当だったのか、清水エスパルス対柏レイソル戦でDF古賀太陽のハンドはPKではなくFKの判定で合っていたのか、ベガルタ仙台対ガンバ大阪戦のFWアデミウソンのハンド判定は妥当だったのかについて徹底的に解説した。
今回注目したのは、清水対柏の後半40分の場面。清水が右サイドでボールをつないで攻め上がり、MF竹内涼がクロスを狙うと、これが古賀の手に当たってホイッスルが鳴った。この場面をスローでよく見ると、古賀の左足こそペナルティエリア外にあるように見えるが、ボールが当たった手はペナルティエリアの中のように見える。ただし、主審は清水のFKという判定を下した。この判定について議論が行われた。
この場面について平畠氏は「映像で明確にはわからないが、当たっている手がペナルティエリアならPKだと思いますね。ハンドは認定しているのでPKになるのかなと思います」と語り、PK判定が正しかったのではないかと見解を示した。
一方、原氏は「ハンドを取るのならPKだっらと思いますよ」と答えた上で、「当たっている地点は明らかにペナルティエリアの中。体は外に出ているけど、手は中。ボールが当たった場所で見ると、これはPKだったんじゃないかなと思います」と平畠氏と同様の意見を述べた。
両者がPK判定だったとの見解を示す中、牧野氏は「お二方が言っていることは正しくて、手が当たっているのはペナルティエリアの中なので、これはハンドでPKとなる判定です」と主張。続けて「フィールドの選手の体がペナルティエリアの外にあっても、手がペナルティエリアの中であれば、それはハンドになるということです」と語り、今回の判定はPKであったと明かしている。
その他の判定についてもわかりやすい解説が見られた「Jリーグジャッジリプレイ」。次回はどんなプレーが取り上げられることになるのだろうか。
なお、「Jリーグジャッジリプレイ」の模様は現在、DAZN(ダゾーン)で視聴可能だ。
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