6月27日、明治安田生命Jリーグがついに再開。毎節、気になったジャッジを徹底解説する「Jリーグジャッジリプレイ」も復活を果たしている。DAZNは第10回となる「Jリーグジャッジリプレイ#10」を配信。今回はJ1リーグの第6節と第7節から3つの場面をピックアップして解説した。
お馴染みのJリーグ原博実副理事長、Jリーグウォッチャーの平畠啓史氏に加え、第10回はJFA審判1級インストラクターを務める小幡真一郎氏がゲストとして登場。MCは桑原学が務める。
第10回では、J1リーグから3つのシーンをピックアップ。第6節のサガン鳥栖戦で清水エスパルスのFWカルリーニョス・ジュニオのポジションはオフサイドだったのか、第7節のセレッソ大阪戦でサガン鳥栖のMF松岡大起のプレーはファウルだったのか、そして第7節・鹿島アントラーズ戦でFC東京のFWディエゴ・オリヴェイラのプレーはイエローで妥当だったのかについて徹底的に解説した。
今回注目したのは、鳥栖対C大阪の85分の場面。C大阪が右サイドから攻撃を仕掛け、FW鈴木孝司が中央へ折り返し。ファーサイドに抜けたボールにDF小池裕太が反応するも鳥栖の松岡が体を入れてブロック。よく見ると、腕を捕まえながら交錯して倒れたように見えたがファウルとはならなかった。
この場面について平畠氏は「ほんとにデリケートな判定というか微妙なシーンだと思う」と主張。続けて「あそこの体の入れ合いは、ほんとに激しいというか面白いところでもある。結果的にはノーファウルなので、僕はそれでいいのかなと」と自身の見解を示した。一方、原氏は「PKだね。小池の方が少し体が前に入ったところを腕か何かで倒したと見られて仕方がないかなという気はする」と語り、ファウルでPKが正しかったのではないかと主張した。
両者の意見が分かれる中、小幡氏は「ノーファウルという主審の判定を尊重します。14番(鈴木)のグラウンダーのクロスに対して鳥栖の41番(松岡)の選手が、後方から来るC大阪の4番(小池)の前に入ってて、その後に体を割り込んで右足でボールを触ろうとしている。どちらかというと体を無理やり入れてきたように見える。腕は確かに下にありますけど、押してるとはなかなか思えない」と語り、判定は妥当だったと明かしている。また、もしPKの判定にした場合は「ゴール前でシュートを打つところをファウルで止められたらDOGSOですかね。ボールに足でチャレンジしてないので、手でやってるからDOGSOの赤が出ても仕方がないです」と三重罰が与えられる場面に値するという見解を示している。
その他の判定についてもわかりやすい解説が見られた「Jリーグジャッジリプレイ」。次回はどんなプレーが取り上げられることになるのだろうか。
なお、「Jリーグジャッジリプレイ」の模様は現在、DAZN(ダゾーン)で視聴可能だ。
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