Jリーグの全日程が終了！ 徳島ヴォルティスがJ2初制覇、J3・2位のSC相模原は悲願の昇格

明治安田生命J2リーグとJ3リーグの全日程が12月20日に終了した。

前日に終了したJ1リーグ同様に、新型コロナウイルスの影響で過密日程を強いられたJ2とJ3。2020シーズンも、全クラブがリーグ戦のすべての試合を無事に消化した。

J2リーグでは、第41節終了時点で徳島ヴォルティスとアビスパ福岡のJ1昇格が確定。優勝の可能性を残すのもその2クラブのみとなっており、最終節（第42節）では直接対決が行われた。

試合では得失点差の関係で大量得点が必用となった福岡が積極的に攻め込み、16分に石津大介の得点で先制。しかし、それ以上加点をすることはできず1-0で試合終了を迎える。

勝利した福岡だったが、最終順位は首位・徳島（勝ち点84／得失点差34）、2位・福岡（勝ち点84／得失点差22）となり、徳島が初のJ2制覇を成し遂げた。

J3リーグではブラウブリッツ秋田が早い段階で優勝を決めており、最終節ではAC長野パルセイロ、SC相模原、FC岐阜の3クラブが残り1枠となったJ2昇格枠を争奪した。

中でも長野が勝てば地力で2位が確定という状況でいわてグルージャ盛岡と対戦したが、0-2で敗戦。さらに、岐阜もガンバ大阪にU-23で敗れた一方、相模原がFC今治に2-1で勝利して無敗試合数を19試合に伸ばした。

この結果、最終順位が首位・秋田（勝ち点73）、2位・相模原（勝ち点61）、3位・長野（勝ち点59）の並びとなり、相模原が初めての昇格を決めている。

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