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J1への生き残りをかけた横浜FCの死闘の裏側。選手が語るターニングポイントとは | Jリーグドキュメンタリー

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J1への生き残りをかけた横浜FCの死闘の裏側。選手が語るターニングポイントとは | JリーグドキュメンタリーDAZN
【国内サッカー ニュース】サッカークラブの舞台裏に迫った『DAZN』のドキュメンタリーシリーズ。今季、横浜FCは夏の移籍期間で大きな動きを見せながらも、あと一歩届かずJ2降格となってしまった。そんなシーズンを振り返り、選手と監督が考えるターニングポイントに迫った。
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今夏、横浜FCは、5人の外国人選手を獲得した一方でキャプテンのFK南雄太、副キャプテンのDF田代真一がチームを離れるなど、大きな動きを見せた。

そこから徐々に勝ち点が積み上がり、残留に向けて勢いがついていたことは間違いなかった。しかし、第33節の湘南ベルマーレ戦。残留を争うライバルとの対戦において先制点を奪いながらも、逆転負けを喫してしまう。この試合が今季のターニングポイントになった。

前半、MF松尾佑介のゴールで先制したが、守備の要となっていたDFガブリエウが怪我で途中交代。相手は残り15分でMF山田直輝を投入し、攻撃へと重心を傾けると、78分に同点弾を献上してしまった。シーズン途中から主将を務めたMF瀬古樹が振り返る。

「あの試合は本当に分かれ道だったというか、あそこで勝てていれば立場は逆転しているし、今頃逆に喜んでいるかもしれなかった。そう思うと苦しかったですね」

結果89分に逆転弾を献上。試合をひっくり返されてしまった。松尾は冷静に当時の状況を分析する。

「僕たちはやれるべきことはやっていたと思いますが、相手も残留がかかっている中で相手の最後の力強さを感じる試合になりました」

この試合に敗れた後、横浜FCは勝利を手にすることができずに降格が決定した。これまで多くの経験をしてきたMF中村俊輔は、最後に今季の戦いを振り返った。

「やはり苦しいですよね。それは若手やベテラン、中堅関係なく、みんなが各々の立場でもがいていたと思うし、自分にやれることが何かあるかを探しながら、これでもかこれでもかとやっているけど勝てない。でも、そうやってみんなもがいた経験というか、本当に本気でやった人は次につながると思う。この経験をどう上手く生かせるかだと思う」

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